過払金返還請求


過払い金とは?


貸金業者に返済をし過ぎている状態のことを「過払い」と言います。 
最近、テレビや新聞を賑わせている「グレーゾーン」「灰色金利」「上限金利」という言葉は,「過払い金」の発生する原因と密接に関係しています。消費者金融と長期間(5年以上)取引をしていると、利息を払い過ぎている可能性が高くなり、過払い金返還請求を行える場合があります。

あなたも一度これまでの借金を見直し、過払い金の確認をしてみてはいかがでしょうか。
また,過去に消費者金融と長年取引があり,既に完済しているという方については,確実に過払い金が発生していることになります。
取引終了後10年以内であれば,過払い金を請求することは可能です。しかしながら、消費者金融会社も経営が厳しくなっているのか、過払い金の減額を要求する事例が増えています。過払い金返還請求についてお悩みの方は,お早目にぜひ一度ご相談ください。   相談は無料です。


グレーゾーン金利について


過払いの原因がグレーゾーン金利にあることは先ほど述べました。
さて、そのグレーゾーン金利とは一体何なんでしょうか。
簡単に説明すると、貸金の利息を制限している法律が二つあり、その二つの法律で定められている金利の上限が異なり、その差をグレーゾーンと呼ぶわけです。

その二つの法律とは「利息制限法」と「出資法」を指します。 
利息制限法では、貸し付ける金額ごとに上限が定められています。
利息制限法は,上記の金利を超過した部分を無効としています。
しかし,利息制限法には罰則がありません。
一方,出資法は、年29.2%を超える利息の契約をしたり、利息を実際に取得すると、刑事罰の対象になるとしています。 

ということは、利息制限法の制限より高い金利であっても、出資法の定める29.2%以下(グレーゾーン金利)であれば、貸金業者は処罰されないことになります。
そこで,貸金業者の多くは,その範囲で貸付を行ってきたのです。
しかし,利息制限法の制限を超える部分の支払いは,やはり無効なのです。 

司法書士や弁護士は、貸金業者からあなたの今までの借入情報を取り寄せ,利息制限法に従って,計算し直していきます。
利息制限法の制限を超える払い過ぎた利息を,元本に充当していくことで、元本そのものを減額することが可能になります。
また、元本すらなくなっている状況も発生します。
この場合、それを知らずに返済した過払い分を返還してもらうよう請求することができます。 


みなし弁済とは?


過払い金の返還を貸金業者に請求すると、貸金業者側が「みなし弁済」を主張してくるケースがあります。
ひょっとすると皆さんが問合せた場合、そう返答されたことがあるのではないでしょうか。
実は貸金業規制法で、利息制限法を超える利息についても、ある一定の要件を満たせば取得しても良いとされています。
これを「みなし弁済」と呼びます。 

その要件を簡単に説明すると以下の通りです。
1)貸主が貸金業者であること
2)貸付の際に法律で定められた事項の記載のある契約書を交付していること
3)返済を受ける度に法律で定められた事項の記載のある領収書を交付していること
4)利息の支払が任意であること

ここ最近は裁判所がこの要件を満たしているかどうか非常に厳しく判断しており、みなし弁済が成立することはまずないと考えてよいでしょう。 


過払い金を取り戻す手続の流れ



1 、契約後その日のうちに債権者に受任通知書を発送(通知が届けば、請求が止まります)
2 、債権の調査 司法書士がこれまでの取引経過を取寄せます。
3 、債務の確定 まず利息制限法に基づき、正しい借金の額を計算し直します(引き直し計算)
4 、引き直し計算により、過払い金が発生していれば、債権者に請求し、交渉します。
5 、交渉が成立すれば、過払い金の返還を受けます。交渉がまとまらない場合は、過払い金返還請求訴訟を起こします。
6 、和解がまとまれば、期日を定めて過払い金の返還を受けます。和解がまとまらなければ、判決を待ちます。

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